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キヤノン今秋の新製品発表 [カメラ機材]

ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、本日キヤノンから、新製品の発表がありましたね。

秋の新製品.jpg
 
・EOS 60D
・EF8-15mm F4L フィッシュアイ USM  価格(税別)15万円 (発売日:2011年1月)
・EF300mm F2.8L IS II USM       価格(税別)75万円 (発売日:2010年12月)
・EF400mm F2.8L IS II USM       価格(税別)125万円 (発売日:2010年12月)
・エクステンダー EF1.4×III         価格(税別)5万5,000円 (発売日:2010年12月)
・エクステンダー EF2×III          価格(税別)5万5,000円 (発売日:2010年12月)
・EF70-300mm F4-5.6L IS USM     価格(税別)15万8,000円 (発売日:2010年11月)

60Dに関しては、ほぼ噂どおりの感じですね。従来の50Dは、キヤノンのAPS-C機の最上位機種でしたが、7Dがある現在では、少しKiss X4に寄った設定かな、というのが私の印象です。確かに、画素数は7Dと同じですが、ワイド3型バリアングル液晶モニターの採用や、記録メディアがCFからSDHCになったこと、DIGIC4はシングルで、連写速度が落ちたこと、などがその理由です。まあこれで、7Dとの差別化を図ったんでしょうね。現在は7Dよりも実売価格は高いみたいですが、早晩落ちるのではないでしょうか。その分、7Dは今の価格が底かなあ。
それよりも、レンズです。レンズのリニューアル情報は、まったく漏れてこないのがキヤノンですが、今回はちょっと驚きました。サンニッパ・ヨンニッパ・ゴーヨン・ロクヨンの4本は、新型に変わるだろうと言われていましたが、まずは2本、そして近いうちに残りの2本もⅡ型になるようですね。

http://cweb.canon.jp/newsrelease/2010-08/pr-ef815f4l.html
http://web.canon.jp/pressrelease/2010/p2010aug26j.html

サンニッパ・ヨンニッパのユーザーである私としては、何とも複雑な思いですが、どんな画が出てくるのかは楽しみです。それにしても、この軽量化は凄いですね。いつも、あの重いヨンニッパを担いでいたのが、随分楽になるようで(5370gから3850gへ)。EXTENDERまで新型のⅢ型を出すということは、光学性能もかなり変わっているということでしょうか。
フィッシュアイは見たことも使ったこともないのですが、これのズームが出てくるとは予想外。物欲を刺激されている方、多いかもしれませんね(私は無いですが)。
EF70-300のLレンズ。これは、必要だったのかなあ~、コレを出すくらいなら、EF100-400をリニューアルした方がよかったのでは、というのが私の印象ですが、どうなんでしょうか。
これから作例やらインプレやら、いろんな情報で賑わいそうな、今年の秋ですね。

ちなみに私は、もちろん買い替えるような懐は持ち合わせていませんので、現状維持で頑張ります!
 
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1D Mark Ⅳ 購入記 後編 [カメラ機材]

1D4購入記3-1.jpg

CANON EOS 1D MarkⅣを購入した経緯を書いてきたが、今回で一区切り。
さて、EF70-200 F2.8 L IS。これもEF100-400と同時期に購入したので、もう6年以上手元にある。屋内競技やフットサルの撮影などで、最近は活躍してくれていた。開放F値付近での描写の甘さを指摘する声も聞こえるが、ズームレンズはそういった傾向が有ること、それでもピンの芯はしっかりしているし、Lレンズらしい描写は今でも十分通用すると思っていた。しかし、このレンズも旧型になってしまった。そして新型となったⅡ型の評判が、これまたすこぶるイイ。前回書いたように、旧型となってしまうと、今後は下取り値段は下がる一方。しかし、このレンズは今後の撮影には不可欠。悩んだ末に出した結論は、今回の見直しを機に買い替え、ということに。
そんな訳で、今回はレンズ4本と1D3を手放し、1D4とEF70-200 F2.8 L IS Ⅱを手に入れた、という次第。厳しい懐具合を考えて、少しでも、と思い切ったつもりが、実は更に懐を締め上げる結果になってしまったのは、何とも皮肉というか、笑えない話なのだが、まあ趣味とはこんなものなのかもしれない、と苦笑して諦めることにする。僅かに貯めていたヘソクリも、スッカラカンになってしまったが、これから撮って取り返す、と自身に慰めることにしたい。
ところで手放した4本のレンズだが、1D3の時と同様、購入時の状態そのままに戻して発送したら、査定はAランク品とのこと。しかし、程度はレンズによって違うが、キヤノンレンズでよく話題になる「気泡」が全てのレンズに見られるとのことで、その分が減額となってしまった。もちろん、気泡は写りには影響しないものだが、やっぱり商品として販売する店として、無視するわけにはいかないとのこと。そして、この年代のキヤノンレンズには、この気泡が見られるのが非常に多く、今は少なくなったので余計に目立つ、との店員の話だった。まあだからといって、他の店に鞍替えするとか、オークションに切り替える、というのも面倒だし、丁寧に応対してもらったこの店には好感も抱いているので、提示された金額で了承した。EF70-200 F2.8 L IS Ⅱの購入金額は、今ではちょっと高かったかな、とも思ったが。
1D4とEF70-200Ⅱが手元にやって来たのが、今年のゴールデンウィーク直前の事。1D4に関しては、ファームも最新のものだったし、特に問題無し。しかしEF70-200Ⅱに関しては、気泡の件が気になったのでよく見てみると、レンズ内にチリを発見。人が造ったものだから完全無欠というわけにはいかないだろうし、ズームレンズなら使っているうちにゴミの一つや二つは入ってくるもの、と私はそれほど神経質にはならないのだが(どうせ写りには大して関係ないし)、今回は場所がレンズ中央なのと、糸状のゴミが結構大きかったことで、即日この件を販売店に申し出てみた。店側は丁寧な謝罪の後、交換すると応じてくれたのだが、ゴールデンウィーク中で在庫が無く、メーカーも休みとのことで、交換品が届くまで2週間ほどかかってしまった。振り返ってみれば、前任のEF70-200 Ⅰ型も、購入時に同様の糸状のゴミが発見されて、即日交換になったことを思い出した。重箱の隅をつつくようなことはしたくないのだが、まあユーザーとしては見つけてしまうと、決して気分の良いものではないし、それなりに高価なものだから、やっぱりメーカーとしての管理の徹底をお願いしたい。
さて、長々と書いてきた、今回の購入記。新たにやって来た1D4とEF70-200 F2.8 L IS Ⅱに関しては、また機会を改めて、自分なりの感想を書きたいと思っている。
 
1D4購入記3-2.jpg
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1D Mark Ⅳ 購入記 中編 [カメラ機材]

1D4購入記2-1.jpg

1D4購入を決めたのはいいが、懐具合が厳しい事は変わりない。そこでこの際、手持ち機材を整理して、資金に充てようということにした。その時点での主なカメラ機材は以下のとおり。、

・1D MarkⅢ
・7D
・Kiss DX
・EF400mm F2.8 L IS
・EF400mm F5.6 L
・EF300mm F2.8 L IS
・EF50mm F1.4
・EF35mm F1.4 L
・EF24mm F1.4 L
・EF100-400mm F4.5-5.6 L IS
・EF70-200mm F2.8 L IS
・EF24-70mm F2.8 L
・EF17-40mm F4 L
・EF-S15-85mm F3.5-5.6 IS
・SIGMA 18-50mm F2.8 EX DC Macro

1D3を手元に残す事は、当初から眼中になかった。サッカーの試合中のプレイ撮影では、1ボディ+1レンズで集中する、というのが私のスタイルなので、1D3と1D4の2台体制というのは無駄。プレー以外の撮影にサブ機は欲しいが、それには昨年購入した7Dがある。1D4を手にしたら、1010万画素が頼りなく思えることは7Dで経験済みなので、1D3を下取りに出すことは既定。Kiss DXに関しては、そのコンパクトさが気に入っていて、物撮りや気軽な持ち出し、ブログ用の撮影などに重宝している(今でも意外と利用頻度は高い)。こんな用途には1000万画素で充分だし、売却しても大した金額にならないのなら、残した方が得策と判断した。そんなわけで、ボディに関しては、1D4・7D・Kiss DXのラインナップにしようと思う。
後はレンズだが、レンズを揃えるとは、広角から望遠まで隙間なくラインナップする、ということでもないと思う。予算が贅沢にあれば別だが、そうでない私は、よく使う焦点域を重視し予算を割く、あまり使わないレンズは手元に残さない、というのが今までの方針。それでもまあ、手放してしまってから後で後悔する、ということもあったので、購入する時と同様、手放す時も悩む。

で、私が1D4購入に当たって、手放そうと決断したレンズは・・・


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1D Mark Ⅳ 購入記 前編 [カメラ機材]

CANON EOS 1D MarkⅣを手に入れたことは、以前のブログでご報告したとおり。新ブログになって、カメラやサッカー撮影の話題を書く前に、まずは今回から3回にわたって、その顛末を書き残しておこうと思っています。少し前の話になりますが、ご容赦ください。
1D4購入記1.jpg

2007年5月31日の発売開始時に手に入れた、1D MarkⅢ。それ以後3年間にわたって、私のサッカー撮影のメイン機として頑張ってくれた。特に、愚息1号・2号が最終学年となった昨年度は、過去最高の撮影回数・撮影枚数を記録したが、様々な状況下でも撮影者の期待に良く答えてくれたと思う。
そんな3年間を振り返ってみると、メーカーからのリコール修理を3回も行わなければならなかった事を踏まえると、熟成不足で市場に出された機種である、との評価にも頷ける。私は撮影不能になるようなトラブルに見舞われたことは一度も無いのだが、決まれば凄いのに集中力を必要とする、手にした当初のピーキーなAFには、少しばかり悩んだこともあった。それが、リコールやファームアップによって、当初の扱い辛さが随分と和らいできたように思えたことは(撮影者当人が慣れてきたこともあってだろう)、以前のブログに書いたとおり。
しかし、そんな事をしている間にも、技術とカメラを取り巻く環境は進歩の手を休めてはくれない。1010万画素は、今ではエントリー機にも劣るし、UDMAに非対応なのは、RAWで連写する場合は不安(私はバッファーフルでシャッターが切れなくなったことは無いが)。昨年手に入れた7Dと比べてみると、AFでの優位は認めても、それ以外では色褪せて感じる部分もある。そして、昨年末に1D MarkⅣ(1D4)が発売開始。約3年を経て発売された内容を見てみるに、前機種(1D3)を充分凌駕していると思われるし、発売から半年以上を過ぎて、なかなかユーザーの評判も高いようだ。
さてここで私としては、1D3から1D4へ乗り換えるのが自然だとは思うのだが、不幸にも現在は懐具合が非常に厳しい状態。いかに熱望したとて、こればかりはどうにもならない。それに加え、今後もサッカー撮影を続けるのは間違いないとしても、愚息1号がサッカーから退いたこともあって、撮影機会が昨年よりも減ることは確実。県サッカー協会のカメラマンとしての活動は昨年通りとしても、中学生になりたての愚息2号の試合などが多いはずもない。そんな状況なのに、多額の投資をするのには、どうも躊躇が強い。実に悶々とした、悩ましい時期を過ごしていた次第。
それでも今回、意を決して購入に至った理由は4つ。1つ目は、某カメラ店で「買い替えフェア」なるものを行っていて、予想より垣根の低い金額で買い替えられそうなこと。2つ目は、W杯の影響からか、県協会のカメラマン活動が、今年夏以降は例年以上に活発化し、1D4の活躍の舞台が多く有りそうなこと。3つ目は、そうした活動もあってナイターや屋内撮影が多くなりそうで、高感度の使用頻度が高くなりそうなこと。そして最後が、もし手に入れるなら、撮影機会の増える7月以前に手に入れたかったこと。以上が今回思い切った理由なのだが、まあ個人的な胸中を収める言い訳なのだろうとは思う。ただ、既に旧型になってしまった1D3の下取り値段は、今後下がる一方だろうし、発売開始から半年経った1D4は、(高評価もあって)1D3のような値下がりは期待できないだろうし、そう考えると乗り換え時期としては悪くないのでは、と自身を納得させてしまった。しかしそれでも、それなりの額の追加予算投入は避けられない。売却に当たって最も有利なのはオークションであることは充分承知していて、実際1D2の時は利用したが、思ったほどスムーズにいかなかったことで、今回は店舗での引き取りに決めていた。
3年間愛機として頑張ってくれた1D3。この間、メーカーにリコールやらピント調整やらで入院したこと4回。撮影枚数も、過去の私のどの機種よりも多かったはずなのに、旅立つ日に綺麗に拭きあげると、なかなか愛おしい。購入当初の付属品はもちろん、箱やビニール袋全てを保存してあるので、購入時の状態そのままに戻して発送したら、査定はAランク品とのことで、予定通りの金額で引き取ってもらえた。1D4は店に在庫が無く、メーカーから取り寄せるのに数日かかったが、私の手元にやって来たのは、ゴールデンウィーク直前だった。

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