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サッカー撮影09(喜怒哀楽 後編) [サッカー撮影]

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サッカーの試合中は、ボールの有る所にシャッターチャンスがあるのだから、基本的にはボールを追って撮影します。しかし、こうした得点・失点・勝利・敗戦に絡む、選手が感情を露わにした姿を撮るには、ボールだけを追っていたのでは撮れない。自チーム撮りをしている方は、選手と一緒に跳びあがりたいくらい嬉しいだろうし、逆の場合は涙で撮れないこともあるかもしれない。しかし、入り込み過ぎ無い程度に試合全体の流れを読み、一方で冷静さを保ちながらも、ピッチ全体に気を配る必要があります。
しかし選手が試合中に見せる、そんな喜怒哀楽の感情的な姿は、予測はできないし、ほんの一瞬であるであるために、本当に貴重。撮り逃がせば二度と撮れない。設定を変えたり、撮影場所を移動したりできる時間的余裕などない。遠くても近くても、絞りを絞れなくても、押さえておかなくてはいけない、咄嗟の嗅覚が必要になる場合が多い。

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ボールに絡む選手を撮るのは基本としても、それ以外にもピッチ上には、さまざまな選手の表情が散りばめられています。喜ぶ・怒る・悔しがる・悲しむ、サッカーというスポーツに打ち込むあまりに見せるそんな表情や姿は、普段の日常生活では決して見ることのできないものでしょう。そんな無心に打ち込んだ結果得られる喜怒哀楽は、とても貴重で美しく思えます。特に、ロースコアーゲームであるサッカーでは、1点に掛ける選手の想いは大きく重い。それを写真という形で残すのには、多くの経験が必要な事なのかもしれません。でもそれは、観客席から眺めていただけでは得られない、望遠レンズで選手を追っている貴方だけにしか得られない画だとすれば、チャレンジする価値は大きいと思います。

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今回の「喜怒哀楽」では、勝利でホッとした笑顔を載せても、爆発的な歓喜の姿は省きました。それは後の「サッカー撮影26~30」で紹介したいと思います。

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