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EF400mm F2.8 L IS Ⅲ(その3) [カメラ機材]

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以前持っていたヨンニッパ(EF400mm F2.8 L IS Ⅰ型)をメーカーであるキヤノンの「安心メンテ」に出した後にテスト撮影した画があります。今回手にしたヨンニッパⅢ型でも、同じような画を撮ってみました。それが下の二枚の画です。使用ボディはどちらも1DX2で、開放F値であるF2.8で撮影。RAWで撮ってますが、現像パラメーターは同じにしてあります。

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ピントを合わせたコーンの劣化具合やその後ろの金網などで、どちらがⅠ型かⅢ型か、すぐにわかると思います。AFは中央1点指定ですが、その部分を等倍に切り取った画も下の載せます。

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撮影時期も天候も違うので、この画の比較だけで進化の度合いを云々するのは間違っているかもしれません。ただ、約30m先のコーンがここまで撮れるのなら(しかも開放F値で)十分ヨンニッパの実力を表していると思いますが、いかがでしょう。実はそれが重要でして、Ⅰ型に比べて重量が半分程度になったⅢ型、(前回書いたように)レンズ構成も大きく変わったⅢ型で、描写力についての不安が多少ありましたが、それは完全に払しょくされました(あくまでシロウトのテスト撮影ですが)。
このⅢ型を1DXに付けてファインダーを覗いた時に、それまでⅠ型に慣れた私の眼には「ヌケの良さ」を感じた、と最初に書きました。この「ヌケの良さ」というのが、言葉で説明するのが難しいのですが、単純な解像感だけではないボケも含めた画全体の感じの表現ですが、実際に文字にして説明するとなると、う~ん、なかなか適当な言葉が見つかりません。これが、いくらメンテしたとはいえ10年以上使い続けてきたⅠ型の経年劣化によるものなのか(蛍石は劣化すると聞いたことがありますが)、最新のⅢ型のレンズコーティングによるものなのか、分かりません。ただ少なくとも私の眼には、Ⅲ型は10年以上使ったⅠ型に比べ、同等以上の画を提供してくれます。しかも、開放F値であるF2.8でも十分に使える画を得られることは、確認できました。
では、私の本来のフィールドであるサッカー撮影に持ちf出してどうか、それは次回に。

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