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サッカー撮影20(チーム専属カメラマン 前編) [サッカー撮影]

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以前のブログで、「チーム専属カメラマン」のことを書いたことがありますが、今回はこの件をもう少し掘り下げてみたいと思います。

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我が子の懸命な姿を形にして残したい、そう決意してカメラを手にピッチサイドで頑張っている保護者の方々。そんな方々はきっと、汗を跳び散らして走る姿、普段の家庭では決して見せない必死の表情などを、望遠レンズを通して見ていることと思う。そしてそれは、応援している他の父兄が、裸眼では決して見ることのできないシーンでもある。
サッカーは、11人で1個のボールを奪い合う競技。それ故、1人の選手が試合時間中にボールに触っている時間は、意外と短い。自分の子だけを撮っていると、1試合に数十枚も撮れないこともある。それでもサッカーは、常にプレーが途切れないスポーツだから、目を向ければ至る所で懸命のプレーシーンを見つけることができる。自分の子だけ、という枷を外し、チームメイトを含む自分のチームを、と広げれば、試合終了のホイッスルが鳴るまでピッチ上に、記録に残したい輝きが沢山あることに気付くはず。

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たとえ小学生のサッカーであろうと、サッカー撮影というのは簡単ではない。広いグランドを前後左右に予測なく動き回る選手とボールを、狭いファインダーで追い続け、印象的なシーンでしっかりシャッターを切るのは、誰にでも直ぐにできることではない。性能が年々アップしている現在のカメラでも、手に入れさえすれば誰にでも撮れるものではない。それ故、現在のようにデジタル一眼レフカメラの普及が進んでも、動画にビデオではなくスティル写真を撮っている父兄の数は、決して多くはない。チームに一人居れば良い方ではないだろうか。それでも、今日の試合は今日しか撮れない。今、目の前で頑張っている子、それは貴方の子供かもしれないし、そのチームメイトかもしれないが、その姿を残すのは、今カメラを持っている貴方にしかできないことなのだ。

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今しか撮れない写真。頑張っている姿を残したい。撮れる機材を持っている。自分の子以外も撮ってあげたい気持ちも有る。それならば、チーム専属カメラマンになる資格は有ると思うし、ぜひともそうなって欲しいと思っている。それは簡単ではないかもしれないけど、ぜひともチャレンジして欲しいと思っている。だって目の前の子供達は、そのチームは、日本代表を夢見て、優勝を願って、勝つために、懸命に頑張っているのだから。

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しかし、別の見方もある。

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