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新パソコン導入記(その5) [パソコン]

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注文してからキッカリ一週間後に、ショップに取りに行ってきました。もちろんOSが必要ですから、その際に購入したのですが、64bitは当然として、今も使っているwindows 7にすべきか、最新のwindows 8にするか。私は7を選びました。理由は、どうも8の巷の評判がよろしくないのと、個人的にも好きになれないインターフェイスである点、7と8のOSとしての性能差と慣れるまでの労力と時間を天秤にかけると、後者のほうが大きいような気がした為です。7のサポートは2020年までですから、まだ十分ありますし、もし9が出たら、その時に乗り換えればイイかな、と。

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さて、家に帰ってきて箱から取り出すと、現在のBTO君に比べて軽い。これは良いことなのか悪いことなのか分かりませんが、持った感じではBTO君ほどの剛性感はありませんが、どうしようもなくヤワなケースとは感じませんでした。ケースのサイドパネルを開けてみます(パソコン買って即ケースを開ける人は珍しいかも)。フムフム、こうやってケーブル類を取り回しているのか、などと暫し拝見。

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前面パネルも外してみました。これはネジではなく、プラスチックの突起ではめ込んであるだけなのですが、工作精度がイマイチで、固くて何度もやると大丈夫か?と心配になります。前面には12cmのファンが2個取り付け可能で、1個のLEDファンが標準で付いているのですが、これが上に。普通はHDDケージに風を当てる為に下でしょう。でもせっかく全面メッシュで2個取り付けられるのなら、もう1個LEDファンを買ってきて付けちゃいました。

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上面パネルも開けてみます。これもはめ込んであるだけなので、力任せに引き剥がすしかないのですが、プラスチック部の突起が折れそうで怖いです。ここには上方排気用に12cmファンが2個付いてます。背面にも同じ12cmファンが1個付いていて、クーリングの面ではかなり優位でしょうね。でも、上面ファンはともかく、せっかくサイドパネルに透明アクリル窓が有るのに背面ファンが光らないのは寂しい、と、またLEDファンに替えちゃいました。しかし、こうして、サイド・全面・上面のパネルを外して細部を見れば、やはり値段なりのケースであることは感じますね。サイドパネルはまだしも、前面や上面パネルは頻繁に装着・脱着を繰り返すのは気が引けます。
結局、前面に12cmLEDファン2個、上面に12cmファン2個、背面に12cmLEDファン1個、合計5個のファンが電源ONと共に回りだします。しかも前面はほとんどメッシュなのですから、耳を澄ませばファンの音はします。上部にファンコントローラー(強弱の切り替えのみ)が付いていて、弱にすればファンの音は幾分静かになりますが、はっきり言って静音ではない。でも、モニターの横に置いてあっても、そんな気になる程でもない。自室で言えば、エアコンや空気清浄機の方がよっぽど音が聞こえます。動いているのかどうかわからないほどの静音より、私的にはこちらの方が好きです。それより、こんなに大量に吸い込み、吐き出しているのですから、ケース内にチリなどが溜まるのでは、という心配の方がありますね。

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新パソコン導入記(その4) [パソコン]

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パソコンケースですが、実はこれを自由に選べることに期待してました。ケースって、特にデスクトップパソコンの場合、使い勝手や見た目の満足度の点で重要だとは思いませんか? 巷ではいろんなケースが出回っているのを知っているのに、BTOでもなかなか自由に選べないことが多いですね。今回はこのPCケースを自由に、見た目重視で選んでみたかった。と言っても、ここまで選んできて想定予算が残り少なく、また店員さんの話だと、パソコンケースの殆どが輸入品で、店に無いものを注文で選んでも入荷時期が掴めないことが多いそうで(このあたりが地方の辛いところ)、結局は店内にあるものの中か、同系列店の在庫にあるものから選ぶのが無難、ということでした。30程並んでいるケースを眺めてみると、価格差が結構あって、確かに安価なものだとプラスチック部分が多くて剛性感が無さそう。それと、いくら余裕があるミドルタワー型ケースといっても、5インチベイがたくさんあっても無駄ではないかと思うのです。5インチベイって結局はDVDやBlurayのドライブにしか使わないのに、現在使っているBTOパソコンは4つも有って、はっきり言って無駄。5インチベイは2つあれば十分でしょう。それより今年の夏のような酷暑期にも、しっかりクーリングしてくれるファン配置のケースの方が重要ではないか、と。
今回の私の希望は、パソコン本体が机の下などに隠れて置くのではなく、机の横のラックに入れるので、高さが500mmまでのミドルタワーケースであること、よく目に付くので、サイドパネルがアクリルで内部が見えること(当然LEDファン使用)でした。今使っているBTO君は、全面ブラックで無骨な黒い塊なので、せっかく自由に選べるのなら、もう少し見栄えが欲しかった。そんなことを考えてみていくと、高価な品が、大型品が多い中、ZALMAN製品の手頃な大きさと安さに目が行きます。前面パネルはメッシュで、標準付属のファンが前面に1つ(LED)背面に1つ上面2つ(更に追加も可能)。5インチベイは2つ、HDD用の3.5インチシャドーベイは4つに、SSD設置用の2.5インチベイも別に用意されています。確かに安いだけあって、高級感は希薄だし、細部には造りの粗さもありますが、残り予算も少ないし、今回の私の希望はかなえられそうなので、ZALMAN Z3 PLUSに決定。色は今のBTO君と正反対の白にしました。
(せっかくPCケースを自由に選ぶのが今回の目玉だったのに、そこに予算をかけられなかった選択ミスの可能性はありますが)

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以上のパーツでパソコンは組めますので、パーツ選びは終了。これに組み立て工賃8000円を足した額が総額ですが、予算10万円を僅かに超えてしまいました。秋葉原あたりだと収まったかもしれませんが、まあ地方のショップではそうもいかず、まずまず満足。店員さんの話だと、一週間ほど時間が欲しい、とのこと。私としては時間的余裕があったので、了承しましたが、キッチリ一週間後に完了の電話がかかってきました。

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新パソコン導入記(その3) [パソコン]

よく使うものには予算をつぎ込んでもイイ、という考えから始めたパソコン・パーツ選びですが、現実には全てに最高性能のものを選ぶ程の予算はありませんし、節約できるところは節約する、というのが自作パソコンのメリット。これまで選んだパーツはパソコンの基幹部分で、ここはあまり妥協したくはなかったのですが、これ以降は価格を考慮しながらの選択です。ちなみに、モニター・マウス・キーボード・データ用HDDは、現在使っているものをそのまま流用するつもりです。

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まず、電源。これははっきり言って、何がどう違うのか、どれが良いのか分かりません。ゲームをする訳ではなく、500Wもあれば十分だろうし、ここはちょっと節約かな、とも思ったのですが、「電源はパソコンの心臓ですから」という店員さんの勧めもあって、信頼できるメーカーENERMAXのTRIATHLOR 550Wをチョイス。ケーブルの一部がプラグイン方式になっているのも選択理由の一つでした。
次にドライブですが、これはBlu-rayを選ぶかどうか、です。今のBTOにはDVDとBlu-rayの2つのドライブを付けてますが、私の場合は結局Blu-rayはあまり使わなかったです。PCではテレビ録画はしないし、レンタルビデオ店でもブルーレイディスクが多くなりましたが、それをパソコン画面で見ることは殆ど無いし(やっぱりもっと大きな居間のテレビで見ます)、データをGB当りの単価の安いHDDの2重保存をしている私としては、今さらブルーレイディスクでのデータ保存をするとも思えず、ここは普通のDVDドライブでイイかな、と。ただ、今のPCで使っているLG製のものはちょっとウルサイので、Pioneer製のものにしました(値段は数百円の違いでしたし)。まあ、Blu-ray Driveは必要になれば買足せばいい訳で(その頃にはもっと安価になっているかも)、この点はタワー型は余裕があります。
カードリーダーはデジタル写真を扱う身としては必須で、何だか外付けの方が性能が良いようですが、内蔵型カードリーダーに拘ってしまいました。今回はUSB3.0接続のものをどうしても使いたかった。というと一種しかなく、アイネックス(akasa)のAK-ICR-14に決定。どのくらいの転送速度が出るか楽しみです。
グラフィックボードですが、現在のBTO君は、GeForce 9800GTX+ 512MBが載っています。これは、CPUであるCore i7 920が内臓GPUを搭載していないので、外部に映像出力ボードが必要な為です。今回のCore i7-4770は、インテルHDグラフィック4600を内蔵しています。これがソコソコの性能らしく、動画をほとんど扱わない私には、これで十分ではないか(少なくとも、5年前の9800GTXと同等以上ではないか)、と思えたのです。なので、今回はまずグラフィックボードには手を出さず、この内臓GPUを使ってみて不満が出れば買い足す、という選択にしました(ホントは予算が無いからですが)。

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新パソコン導入記(その2) [パソコン]

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次はマザーボードです。これも、H87で妥協しようかな、とも思ったのですが、(オーバークロックもしないのに)やっぱりZ87。ラインナップの中からは、特にハイグレード品は必要無い(手が出ない)としても、店員さんの助言から信頼感有るASUSの製品の中から、ベーシックな「Z87-A」を選択。手が入れやすいミドルタワーケースを使うつもりなので、MicroATXではなくATXにするつもりだったし、後述しますが、今回はグラフィックボードまで予算が廻らないので、CPU内蔵のGPUを使用すること、それに伴いマルチ画面でのデジタル出力を得るために、マザーボードの映像出力端子にDVI-D、HDMI、Display Portが各1個づつ有ることが決め手になりました。「日本語マニュアル付」なんていう表示も、初心者の私の目を引きましたし。
次にOSを入れるCドライブには、当然SSDです。SSDを使ってしまうと、もうHDDには戻れません。現在の私のBTOパソコンは、SSDを導入したとはいえ、SATA2 3GB接続なので、フルにその恩恵を得ているとは言い難い。今回のZ87では正式にSATA3 6GB対応(Z87-Aでは6個のSATA端子は全て6GB接続)なので、SSDは決定事項。では、どれにするか。評判の良さそうなPLEXTORあたりにしようかな、いややっぱり信頼感でIntelか、安いSAMSUNGか、などと迷いました。現在の私のBTOパソコンは「Intel 510 120GB」で、データ類は全てHDD保存ですが、丸2年使い続けて約半分程埋まってます。今回は256GBにするべきか、今と同じ使い方なら120GBでも十分か、などと、これは本当に迷いました。そこで目に留まったのが、180GBというSSD。折衷案ですね。「Intel 335 SSD 180GB(読込500MB/s、書込450MB/s)」、速さだけなら他社のものが優位みたいですが、その差は僅かだし、価格的にも、信頼感の面でもコレに決まりです。
メインメモリーですが、現在のBTOパソコンのCORE-i7 920がトリプルアクセスなので、4GBx3=12GBを使ってます。これより落ちるのはやっぱり避けたいので、今回は16GBを予定。「4GBx4よりも8GBx2の方がイイですよ」という店員さんお勧めもあって(値段も変わらないし)、これもメジャーブランドのCORSAIRのものをチョイス(DDR3-1600 8GBx2)。今のBTOで使っているUMAXのものは、ちょっと熱に弱いみたいで、以前トラブルも経験しているので、できれば避けたかったこともあり、永久保証のCORSAIRにしました。

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さて、ここまでは性能重視で希望通りのパーツを選んだつもりです。でも予算というものはありますので、ここから先は、ある程度妥協しながら選ぶことにしました。

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