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映画館 [日々の徒然]

映画館に足を踏み入れるなんて、何年ぶりのことでしょう。先日、家族が見に行くというので、お供に行ってきました。
映画館の席に着く前に、「はて、直近で見たのは何だっけ」とず~っと考えてましたが、ついに思い出せませんでした。そのぐらい、映画館とはご無沙汰です。何でもDVD化(今はブルーレイ化か)されるこの頃ですから、ちょっと待てば、自宅で寝っ転がりながら、飲みながら・食べながら見れる(ついでに、見逃したシーンを巻き戻って見直すこともできる)ご時世なのですから、(レンタルDVDに対して)ワザワザ高価な代価を払ってまで見に行く必要があるのか、というのが私の持論でした。一刻も早く見たい、自宅のテレビよりも遥かに大画面で見たい、という場合に(作品に)限っては、見に行く価値が有るものだ、というのが理由。
映画館に行く、というのは、自宅から出て外へ行く、ということで、しかも隣人とおしゃべりすることも禁じられた閉鎖された空間に一定時間留まることです。映画館で映画を見る、とは、その行為のみに特化した空間で、その映画で描かれた世界に我が身を置く、ということです。その意味では映画館に出かけて見ることが正統で、非日常の世界を体感するのに、日常の権化たる自宅のリビングなんかで見ることは、やっぱり邪道なのでしょう。第一、ブラウン管の頃に比べれば自宅のテレビが大きくなったとはいえ、それでは日常の中でテレビドラマを見るのとさほど変わらず、手軽さ故にその映画作品に入り込んだり真剣に向き合ったりする点では、映画館には遥かに劣る訳でして。
で、私が何を見たのか、と言いますと、「テルマエ・ロマエⅡ」です。この記事をなぜに「本・映画・アニメ・詩歌カテゴリー」ではなく、「日常の徒然カテゴリー」で書いたのかと言えば、この映画を見て解説や感想などを書きたくなかった為です。私は原作もⅠも見ずに(要するに予備知識ゼロで)Ⅱを見たのですが、この映画は「笑ったもん勝ち!」の映画だと思うからです。カラッと笑って、ああ面白かった、でよい映画だと思うからです。それならば、わざわざ映画館まで行って見なくても、という意見もアリなんでしょうが、でもコレ、映画館で見て結構良かったです。なので今回は、掘り下げて考えたりせず、サラッと「映画館に久しぶりに行ったよ~」ということで。

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