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 [日々の徒然]

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夏なのに何だかスッキリしない天候が続いてますね、と思っていたら、やられちゃいました。
昨日、朝起きたら、どうもダルい。体温計で測ってみたら、38度。でも仕事を放ってはおけないし、何とかこなして帰宅。そのままベッドへ。
特に風邪をひくようなこと、した記憶が無いのですが、やっぱりこの時期は夏の疲れがでたのかな~
さっき、医者に行って薬をもらってきましたので、しばらく静養します。みなさんも、お気をつけて。

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住民票 [巷の雑感・時の想い]

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東京の大学に通っている愚息1号も、今年が最終学年。何とか就職先も決まったようで、親としてはホッとしている次第です。その愚息から先日、住民票を移転したい旨の連絡がありました。社会人となれば、今後は健康保険や年金、税金関係も自分でしていかなくてはならないのですから、当然のことですね。住民票を移転するには、まず現住所から転出手続きをして、現在住んでいる所の役場に転入届を出すことになります。本人ならば当然できるのですが、離れて暮らしている状態。調べたら、世帯主なら委任状無しでできるということで、私が市役所まで行ってきました。
長女は既に東京で社会人として今年で3年目。大学卒業前に帰郷した際に、同様に手続きを本人が行いました。今回は私が市役所で転出証明書をもらい、それを長男に郵送して、東京で本人が転入手続きをする、という段取りです。手続き自体は至極簡単で、直ぐに終わりましたが、これで正真正銘「我が家は3人家族」になりました。
長男は、既に転入手続きを済ませたことでしょう。そして、住民票を取ったことでしょう。その住民票には、世帯主の欄に長男の名前が書かれているはず。そう、オマエはもう世帯主。その意味と重さを知ってほしいものです。
私が世帯主になったのは、もう何年、何十年前の事だったかな、なんて思い返してしまいました。それからこの世帯には一人、また一人と増え、五人になって二十年以上の時が流れました。そして今、一人減り、また一人減り、と減っていきます。ああ、元に戻っていくんだ、と思えば、きっとそうなのでしょう。そしてそれをまた、我が子も経験していくことでしょう。
市役所からの帰り道。ちょっと軽くなったはずの自転車のペダル。いや、そうでもないかな、と思いながら、過去に少し惹かれる私でした。

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「信長」 [本・映画・アニメ・詩歌]

NHKの大河ドラマでは、戦国時代を舞台にした作品が多く、それは視聴者の志向(要するに視聴率)によるものだとか。まあとにかく、日本人はあの動乱の時代が好きということですね。確かに、多くの特徴的な人物が輩出された時期でもあり、物語とするにはネタが豊富。外から見れば日本の内乱期で、多くの人の人命が失われた厳しい時代であったにもかかわらず、それだからこそ力量を発揮できる個人が活躍できた時代、とも言えますね。ただ、昨今は若い世代の戦国武将ブーム向けの漫画が多く書店に並びますが、中には武将をアイドルにしたような、「ちょっと脚色しすぎでしょう」と眉をひそめるものまであるようで。

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さて、そんな戦国時代における中心人物と言えば、織田信長でしょう。これまで多くの本や雑誌、映画、テレビドラマ、そして学校教科書にも登場するのですから、知らない日本人はまず皆無でしょう。そして今回ご紹介するのは、そんな織田信長を描いた漫画、「信長」です。工藤かずや原作、池上遼一作画によって、1986年(昭和61年)10月15日号から1987年(昭和62年)6月15日号まで雑誌掲載され、後に単行本化されました。上の画は、私の手元にある1987~1990年にかけて発刊された初版本全7冊です(私が初版本を購入するのは珍しいことです)。
内容は、史実に近く、昨今のチャラチャラした武将像とは一線を画します。信長の「蘭奢待の切り取り」なんて、よほど歴史に詳しい方しか知らないと思いますし、その信長像も冷酷非道の魔人のようではなく、その言動の裏に人間味を感じさせるものです。これだけ緻密な時代考証の上で忠実に話を運びながらも、物語としての面白さを損なっていないのは、工藤かずや氏の力量に負うところ大なのでしょう。また作画も、「男組」などで知られる池上遼一氏で、歴史絵巻としての重厚さと人物の意気を感じさせ、好感が持てます。
話はちょっとそれますが、ベストセラー小説を原作とした映画は多くありますが、原作を超える評価を得た映画は少ないようです。それは、小説自体は文字のみの情報で、読み手がそれを脳内でイメージ化しているのに対し、映画は映像として目から直接入ってきます。そのギャップ、つまりは読者が抱いている人物像や雰囲気と、実際の人間である役者が演じる演技との差異が、評価を二分することになります。それは実はアニメや漫画も同じで、描き手の作画やカット割り、流れる雰囲気次第で、評価や印象を左右します。原作が漫画で、そのアニメ版の場合は、こうした差異が生じるのが声であることが多いので、その程度なら許容範囲の場合も多いのですが、原作が小説で、そのアニメ版や映画版の場合は、こうした読者(視聴者)に与える違和感が拭えない場合も多いですね。その点でこの「信長」は、成功した一例と私は思っています。
私は第一巻を読んで直ぐに第二巻を買いました。その後、新巻が出るごとに買い足してきて、第七巻まで揃えたところで止まってしまいました。当時、足繁く書店に通ったのに、最後の第八巻がなかなか発行されないのです。後で知ったのですが、「池上遼一氏の作画(新府城と安土城)が、資料とした写真の著作権を侵害している」とされたため、発刊が中止されたようです。最終巻を心待ちにしていた私には、本当に口惜しく、この全七巻が長く私の書棚に並んでいました。ところが2003年(平成13年)から翌年にかけて、問題となった箇所が新たに描き直され、完全版として単行本全八巻が新たに発刊されました。それを知った私は、それまで何度も何度も読み直し、長く書棚に並んでいたせいで日焼けした全七巻に、最終巻を加えるのではなく、新たに発刊された全八巻を買い加えました。楽しみにしていた最終話は、もちろん「本能寺の変」で終わるのですが、明智光秀を恨むことなく、清々しくこの世を去る信長の姿で終わっています。

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各巻9話で構成された全八巻。古い漫画には違いなく、今では作画的に見劣りする部分もありますが、私の中では何度読み直しても飽きません。機会が有れば是非、とお勧めしておきます。あなたの知らない信長の話が、一つはあるかもしれませんから。

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Sandisk New Compact Flash [カメラ機材]

デジタルカメラを持てば、記録メディアが必要なことは自明の事。デジタル一眼レフカメラでサッカーを主に撮っている私は、殆どコンパクトフラッシュ(CF)が、その役割を果たしてくれています。カメラボディを替えた際に、それに応じたCF、しかもその時点の最速のCFを一緒に購入するのが常、ということを、以前このブログでも書きました。最近はボディの更新を行っていないせいで、手持ちのCFとの付き合いも長くなっています。で、最近はどうなのかなあ、とちょっと覗いてみました。
記録メディアによって画質が向上する訳ではないので、その性能は信頼性と速度ということになるでしょう。この点では未だにSandisk製が一番人気で、私もメインで使っています。私が1D MarkⅣを購入した際に一緒に手に入れたのは、Extreme Pro(90MB/s)でした。それが、現在のSandisk CFのラインナップは以下のようです。
http://www.sandisk.co.jp/products/memory-cards/compactflash/
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昨年末には他社同様、1000倍速を超える、読取り最大160MB/秒・書込み最大150MB/秒のUDMA7対応になってましたが、この旧パッケージはサンディスクでは生産完了品となったようで、今夏から新パッケージになったようです。お盆過ぎから店頭に並び始めたようですが、まだちょっと割高感がありますね。
160MB/s~150MB/sといえば、最新のハードディスク(HDD)の読み込み・書き込み速度とほぼ同じ。とうとうCFもここまで来たか、という感がします。逆にこれ以上速度が上がっても、連写を多用する場合はそれなりに恩恵があるかもしれませんが、HDDへの転送速度は短くはならないでしょう(現状では)。カメラの画素数も、既に来るべきところまで来た感がありますし、現状のCF規格ではこのくらいで良いのではないか、と思ってしまいます。
もっとも、SSDなんかは500MB/sなんていうのが当たり前になりつつありますから、メーカーは更なる速度アップの方向に行くのでしょうが、それは4Kテレビ&カメラの普及次第、ということなのかもしれません。もちろん私は、1D4を使い続ける限り、現在の手持ちのCFで十分、と静観を決め込んでいますが、何だか手持ち機材がドンドン旧型製品になっていくようで、取り残され感がアリアリでして・・・

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