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2012年仕様ver.2.0 後編 [パソコン]

前回、内臓カードリーダーを取り替えたことをご報告しました。そのために、近所のPCショップに出向いたのですが、行くとまあ、やっぱりいろんな物に目が行ってしまって・・・
昨年のタイでの洪水の影響で、ハードディスク(HDD)の値段が高騰したことは、このブログでもご紹介しましたが、久しぶりにショップを覗いて見ると、随分値段が戻っていました。しかも、転送速度が速いと好評の、1TBプラッターを使ったSeagate製3.5inch 2TB HDDが1万円ほどに。「もうボチボチ手を出してもいい値段ですよ」という馴染みの店員の声に誘われて、これは買うしかないなぁ、と勝手に納得。カードリーダーと一緒に購入してしまいました。

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同じ3.5inch HDDといっても様々で、2TBのHDDでも、500GBプラッター4枚内臓の物、666GBプラッター3枚内臓の物、1TBプラッター2枚内臓の物では、後者になるほど記録密度の関係で早くなる、という訳です。HDDも最近のものはSATA 6Gbpsの転送速度を謳っていますが、HDD自体のデータ読み書き速度はそんなに出ないでしょうし、ウチのマザーボードは古いし(3Gbps)、HDDでRAIDを組むわけではないので、この6Gbpsはあまり意味はないのかもしれませんが、まあ早い分には問題ないでしょう。
カードリーダーを入れ替えるのにパソコン本体(ウチのはミドルタワー型デスクトップ)を開けたので、この際どのくらい違うのか、と手持ちのHDDを順次繋いで測ってみました。使ったのは、いつもの定番ソフト、まあ参考程度に見てください。
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この結果を、あまり差が無い、と見るか、やっぱり違う、と思うか、まあ人それぞれだと思いますが、日進月歩のパソコン世界では、一見熟成されつくした感のあるHDDも、着実に進化しているということなんでしょうね。実使用での体感的にはどうなのよ?と問われれば、内臓HDDに関してはそれほどには差を感じないかな。
ただ私は、こうした内臓HDDがある程度一杯になると、外付けHDDケース(Century製裸族のマンション)に移行し、ポートマルチプライヤ対応eSATAボードで繋いでデータ保管庫として使っていますが、このeSATA接続の転送速度が意外と遅い。
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この速度の遅さは前から感じていたのですが、単なるsSATA接続のHDDだともっと早いと思うのです。なので、たぶん私の使っているポートマルチ対応のeSATAボードがボトルネックになっているのではないか、と思ってます。USB2.0接続の外付けHDDや、更にUSB3.0接続だと、現在ではもっと快適な速度が出ていると思うのですが、私の場合はコレを、完全にデータ保管庫として使っていますので、使い勝手の面で今のところ、そんなに不満はないのです(普段使いのDataは、PC内蔵HDDに入れてますので)。
そうそう、早いといえば、やっぱりSSDはイイです。Windowsの起動もシャットダウンも、ソフトの立ち上がりも、キビキビして早さを十分体感できます。これに慣れてしまうと、もう後戻りはできないです。私は昨年末に、Intel 510 120GBを導入し(既にIntelからは新型の520が出てますね)、そこにOSとソフトを入れて、12GBのmain memoryと共に動かし、データは全てHDD(総計9TB)に二重保存、というのが今の私のパソコン環境です。SSDには欠点もありますが、価格的に手が出しやすくなったので、これはぜひお勧めしたいですね。
そんな訳で現在の私のPC、またPCショップに行って変なところに首を突っ込まなければ、この仕様でしばらく過不足なく使っていける、はずなんですが・・・ネ(マザーボードのSATA端子、もう全部使いきっているしなぁ~)。

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2012年仕様vsr.2.0 前編 [パソコン]

昨年末にこのブログで、パソコンを自分なりの2012年仕様にしたことをご報告しました。具体的には、SSDの導入、OSをWindows 7 64bitへ、メインメモリーを12GBへ増強、内臓カードリーダーの取り換え等でした。今回はその後日談として、またちょっと手を入れてしまいましたので、ご報告を。
まず、取り替えた内臓カードリーダー(Owltech FA507)なのですが、当初は何事もなく機能していたのに、3か月くらい経った頃、以下のような表示が出るようになりました。
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USB2.0ではなくUSB1.1で繋がっている? 確かにこの表示が出ると、転送速度がムチャクチャ遅くなります。マザーボードのUSB端子に直接繋いであるのに、日によって、この表示が出たり出なかったり。もちろん出ない場合は問題なく機能します。最初は出てもすぐ消えてしまったのですが、最近はこの表示が頻繁に出るようになってしまって・・・、コレでは使えません。
頭にきて、メーカーに送り返してやろうか、と思ったのですが、購入時の箱や保証書、レシートなどを全て捨ててしまったことに気付きました。こりゃダメですね(やっぱりこんな場合を想定して、キチンと取っておくべきでした)。仕方なく、いつもお世話になっているPCショップに出向いて、新しいものを買ってきました。今度は、Skydigital製 Super Reader Ultimate (SKY-TFU-BK)です(2180円)。
http://www.skyok.co.jp/product.php?code=601
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私の現在のメインPCは、2008年にBTOで購入したミドルタワー型デスクトップです。取り付け方は、3.5インチベイの以前の物と入れ替えるだけですから、ドライバー1本で簡単に済むのですが、今回のコノ製品の特長は、ON/OFFのスイッチが付いていること。OFFにしておけば、マイコンピューターを開いても、リムーバブルディスクとして認識されず、ONにして表示が現れるというわけです。まあ使わないときはスッキリ、使った後もOFFにするだけで抜き差し自由、という点は評価できる製品かな(単にON/OFFスイッチを付けるだけなのに、今までこんな製品が無かったのが不思議)。
肝心の転送速度ですが、いつものソフトで測ってみると、これまで使ってきた内臓カードリーダーの中では一番早かったです(向かって左側が今回の製品、右が以前のOwltechのもの。メディアはSandisk Extreme 400x)。外付けカードリーダーなら、今はもっと高速の物があると思いますし、USB3.0接続ならもっと快適な物があると思いますが、選択肢の少ない内臓のものにこだわった結果です。交換後一カ月ほど経ちますが、もちろん不具合も無く順調です(当たり前ですが)。

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最初からコレにしておけばよかったですね(また回り道をしてしまいました)。それにしても、こうした内蔵型カードリーダーのUSB3.0接続のものって、いつ出るのかな~


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臨戦 [写真・撮影]

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今日5月2日は、愚息2号の15回目の誕生日。私たち夫婦と愚息の3人で、こうしてケーキを囲むことができること、今年は格別な想いがあります。
愚息2号のアノ事故からまもなく1年になろうとしています。我が家族の中では、決して忘れることのできない出来事であり続けてはいますが、あの頃の筆舌に尽くしがたい重苦しい淀みは、霧散しつつあると感じています。ICUに居た数日間、たとえ車椅子生活を余儀なくされたとしても、無事退院できることだけを祈っていました。それが幸運と周りの方々の祈りによって、順調過ぎるほどの回復を得て、またボールを蹴る姿を見れたことの、何と嬉しかったことか。お見舞いに来てくれた仲間たち、千羽鶴を折ってくれたチームメイトたちと一緒にサッカーができる、そしてそれを撮影できる、何とも言えない感動と感謝の気持ちで一杯でした。今も勿論それは持ち続けている想いですが、次第に過去のものになりつつあることを感じています。
一カ月余の入院生活を経て、無事に退院でき、そしてまたサッカーをできるまで回復できた。よかったよかった、と愚息の物語はそこで終わってもおかしくはなかったはずです。でも、そうではなかった。サッカーができるまでになったのなら、怪我をする前のレベルまで戻せ、それができたなら、戦う集団の一員となれ、と所属チームの監督は、注意深く見守りながら負荷をかけてくれました。サッカーができ、チームの練習に参加できるようになって安堵感一杯の愚息に、それではまだダメ、更に先があると導いていただけました。私はこんな指導者に愚息を預けられたことを、心底感謝しました。先日、監督と二人だけになったとき、その謝辞を伝えました。監督は、「俺は、できるならヤレ!、ただそれだけだよ」と無骨に答えたのみでした。

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さて私です。一時期撮る気も失せ、カメラを置いて、その分の労力を愚息のリハビリに費やそうか、と思っていました。それが幸運にも、再び剣を持ちて戦える状況をいただきました。しかし昨年末からの、私を取り巻くその他諸々の事情で、今一つ撮影意欲に火が付かない状態が続いていました。撮っていなかった訳ではないのですが、何となく中途半端で、「スポーツ撮影はスポーツ」の言葉通り、集中力とそれを維持する体力が必要なのに、それらが欠けていたと思います。しかしこのゴールデンウィークあたりから、各年代とも本格的に今シーズンが始まり、以降年末まで重要な大会が連続します。撮り続けると決めた以上、ここらで一発!、気合を入れ直さなければなりません。まずは、90分間集中力を保ったまま動き回れるよう、体調を整えることから始めます。
今シーズンに使う機材は、今までと同じ1D4&7D+サンニッパ&ヨンニッパ。この組み合わせで3シーズン目ですが、使い込んだ現状の機材に不満は無く、信頼感はこれまで通り、後は自分自身のみ。サッカー撮影を始めて丸9年が過ぎ、節目の10年目の今年、頑張ります。

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