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EXPASA [異国・旅・旅行]

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日本全国、高速道路が通っていない県は無いと思いますが、我が県も然り。そして我が市にはサービスエリア(SA)もあります。そのSAが、この度リニューアルされたと話題になっていたので、家族で見に行ってきました。
SAというと、高速道路利用者のためだけの休憩施設というイメージがあるのですが、実は一般道からもいけるのですね。私たちもナビを頼りに行ってみたのですが、そうした一般道からの利用者用駐車場は(元々台数が少ないので)満車で、係員の誘導で臨時駐車場に案内されました。まあ、何だかショッピングセンターの開店時のようです。
その印象は、店内に入っても同じ。土産物や地元特産品が売られている売店やコンビニがあるのは当然として、飲食できるスペースは、まるでショッピングセンターのフードコートのよう。いや、そうしたフードコートにある飲食店よりも、もっとお洒落で高級感のある店が並んでいます。従来のSAやPAを超える、という意味で「EXPASA(エクスパーサ)」と名付けられたこのSA、これまでの移動の通過点にすぎなかったSAを、目的地として選ばれるような施設にしていく、という趣旨で造られたそうで、今後も各地に同様のSAが造られていくのだそうです。

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ちなみに、当県の有名店「赤福」も直営店を出していて、持ち帰り用の赤福も販売していますが、その場で食べられるようにもなっています。今はもう今季の販売は終了したみたいですが、あの「赤福氷」も食べられるみたいですよ。もちろん、私たちもいただきました(下の写真は、私のいただいた抹茶セット)。

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その他にも、地元の有名店や中京地区の名物などを販売する著名店などが軒を並べていましたが(全国展開のスターバックスもありましたが)、県外からの旅行者へ向けた施設という意図が、如実に感じられました。当日は休日ということもあって、施設内は人で一杯。とりあえずは、目論見どおり、といったところでしょうか。
しかし、私としては、これでイイのかなあ、と。SAといえば、本来はその高速道路を通行する人のための施設。私たちのような、一般道で来る人は(オープン当初は多くても)割合的には少ないはず。そして高速道路通行者は、SAやPAでしか飲食や買い物をすることができません。ましてや、トラックなどの業務車の比率も、決して少なくないはずです。私が何が言いたいのかというと、こうした飲食店で提供される飲食の品々が、どうも高価に思えるのです。ショッピングセンターのフードコートの店よりも、ずっと高級で高価です。もう少し安価で、気軽に食べれる店もあっても良いのに、と思ってしまいましたが、それは併設されたコンビニでどうぞ、ということなのでしょうか。
午後2時を過ぎているというのに、飲食するための席を探す人たちが後を絶ちません。そんな人たちは、ほとんどが旅行者や家族連れやカップル。トラックの運転手らしき人は見かけません。私の目の前の店には、10mほどの人の列が。家内の話だと、有名なベーカリー店でちょっと高級だそうです。昔のイメージを引きずる私には、何だかちょっと違和感を覚えたSAでしたが、これも時代の流れなんでしょうね。

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7D 入退院報告 後編 [カメラ機材]

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さて、メーカー担当者との話の後、10日ほどして新7Dを含む機材一式が我が家に戻ってきました。
いつものように、綺麗に磨かれて戻ってきたレンズ群などは、一見すると新品に近い感じにも見えて、何だか気分イイですね。話はちょっと逸れますが、こうしてマジマジとレンズたちを眺めていると、何とも言えない高級感や緻密な工芸品に近い感触、そしてその所有に満足させられる感覚が、確かにあるなあ、と思ったりします。世には、こうしたコレクターがいるのも、何となく頷けます。カメラやレンズは写真を撮る道具、大切なのは機材ではなく撮った写真、と今まで思っていましたし、これからもそうだと思いますが、ちょっとそうではない価値観の存在も、ちょっと理解できた様な気もしました。
肝心の7Dは、私の購入したシリアル№02602*****から大幅に増えた、14608*****のものになってました。背面液晶モニターに保護フィルムを張ってあったのですが、新ボディにも貼ってありました。担当者が張り替え直してくれたのでしょうかね。メニュー設定などは当然まっさらの状態ですから再設定しましたが、シャッター音が少し高音寄りに変わったかな、CFスロットの蓋のバネが強くなったかな、レンズ装着の際のマウントの固さ、といったところに新しさを感じたりもしました。まだ本格的に撮った訳ではありませんが、異常や不良はもちろん見当たらなく、今後撮影を続けるうちに、また気付いた点が出てきたら、このブログでご報告しようと思っています。ちなみに、いくら新品交換になったとはいえ、店舗での交換ではないので、バッテリーなどの付属品などは以前のものを使うことになりますし、新ボディの保証書はありません。あくまで修理保証の範囲内で、ということでした。
ところで購入当初の初期不良などで、新品交換を要求される方の話がありますが、新品に交換されれば全て良し、というのはどうでしょうか。もちろん不良が無くなるのは当然としても、その新品とて大量生産された工業製品。製造誤差も当然あるでしょうし、アタリ・ハズレもあると思うのです。それよりは、メーカーでその個体を精査し、本来の性能が100%発揮できるようにキチンと修理・調整された物の方が、私的には信頼が置けるような気がするのです。確かに外観がきれいさっぱり新しくなったり(今回私の7Dも、ユーザーにしか分からない傷は当残無くなってました)、消耗部品が新しくなるといった利点が新品交換に有ると思うのですが、一般の電化製品などと違って、カメラという趣味性が強くて、センシティブな製品については、どうも私はそう思ってしまいます。7~8年前の話ですが、初めて買ったHDDレコーダーが購入直後に壊れました。メーカーのサービスセンターに持ち込むと、老齢の技術者の方が「買ったばっかりだから新品に交換してもイイけど、不安な部品は交換して、ワシらがキッチリ検査して組み上げるから、そっちの方がイイんじゃない」と言われたことがありました。そして、そうして修理してもらった製品は、今でも我が家で稼働中です。
何度も送ったり送り返されたり、カメラ・レンズが手元に無い期間が1ヶ月弱できてしまったり、と好ましい事ではなかったですが、気分一新!新調なった7Dを携えて、今週末も撮影に行ってきます。
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7D 入退院報告 前編 [カメラ機材]

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以前このブログで、以前ちょっと書いたことなのですが、まずは経緯説明からご説明したいと思います。
1D4でサッカー撮影を本格的に始めたのは今夏。使い込むうちに、ピントの微妙なズレが発見されました。レンズによって全く問題ないものもあれば、若干前ピン、微妙に後ピン、など。夏は撮影機会が多くて、とりあえずマイクロアジャストメントで対処していました。秋になってちょっと撮影間隔が空いたので、レンズ共々1D4のピント調整をメーカーに依頼しました。その際、1D4でジャスピンになって返ってきても、7Dでピンズレが出るとイヤなので、センサークリーニングも兼ねて7Dも一緒に送りました。その時点では、7Dは全く問題無かったです。そしてそれらが戻ってきたことは、このブログ(10月11日)でご報告したとおり。
で、撮影に持ち出したのですが、1D4に関してはすこぶる快調。でも、7Dがどうもおかしい。AFモードで1点を指定して撮影すれば問題無くても(それでも何か以前に比べ不安定)、ゾーンAFにするとピントが来ない。確かに合焦ランプは付くのですが、ピントが大幅に前ピンになって、もちろんそこでシャッターを切ってもボケ画像。1点指定でOKで、ゾーンや全点自動ではピンボケというのは、今まで体験したことが無いし、ピンズレというレベルのズレ方ではなく、完全に故障レベル。もちろん、それらのレンズを1D4で使っても問題無かった事を考えると、7D本体に問題があることは自明。翌日試しに、手持ちレンズをとっかえひっかえ、いろいろ試してみると、まったく問題ないレンズもあれば、ファインダーでジャスピンを確認してシャッターを切ったのに、撮影画像は大ボケになってしまうレンズもあったり、もう訳が分からない状態(もちろん、マイクロアジャストメントはOFFです)。
すぐにお世話になった、大阪中之島サービスセンターに電話しました。状況を説明すると、見てみないと分からないので、時間があれば再度送り返して欲しい、とのこと。その際に、7Dで使うと思われるレンズと不良と思われる画像も一緒に送って欲しい、とのことだったので、ヨンニッパとKiss DX専用になっているSIGMA 18-50 F2.8以外の全てのレンズと、試写した画像を収納したCF(Exif情報で判断してもらうため)を一緒に送り返したのが10月13日のこと。翌日、担当者から直接電話があり、「おっしゃる状況を確認できました。東日本修理センターとも連絡をとって対処しているのですが、こうした事例は初めてで、少し時間がかかるかもしれません」との返事。いづれにしても、この状態ではまともに撮影はできないので、キッチリ直してほしいと伝えました。手元には、ヨンニッパと1D4、そしてKiss DXセットだけになりましたが、まあ何とかなるだろうと。
数日後、担当者から再度電話がありました。レンズ側には問題は発見されず、7D側の原因の一つとして考えられる事として、最初のピント調整の際に打ち込んだ補正データが、なぜかムチャクチャになっている、とのことでした。もちろんそういった所は、ユーザー自身が手を入れられる部分でもないし、これがなぜそうなったのかはメーカー担当者自身も分からない、初めてのケースです、と。いづれにしても、今回このような事例が起こった以上、補正データをやり直して送り返しただけでは再発する危険性も高いし、内部の基盤など関連部品を全て取り替えた上でないと、安心して使ってもらえないのではないか、と。そして、それをするくらいなら(今回は長期間ご迷惑をかけたことだし)、いっそボディ交換する方が良いのではないか、と担当者の方から提案がありました。もちろん今回送ったレンズと交換したボディを、再度ピント調整した上で送り返します、との申し出だったので、私としては了解した次第です。
そんなわけで、昨年10月の発売開始直後に購入した私の7Dは、丸一年経過後に新品交換ということになったのでした。
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