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フルサイズ用レンズ [カメラ機材]

昨日、キヤノンから新しいレンズが発表になったことは、ご存知の方も多いと思います。
http://cweb.canon.jp/newsrelease/2012-11/pr-ef24-70-f4l.html

EF24-70mm F4 L IS USM ケース・フード付き 税込 161700円
http://cweb.canon.jp/ef/lineup/standard-zoom/ef24-70-f4l/index.html
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EF35mm F2 IS USM ケース・フード付き 税込 87150円
http://cweb.canon.jp/ef/lineup/wide/ef35-f2-is/index.html
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まあ、まだ発売されたわけでもないので(また発売延期はないだろうなぁ)、詳細はキヤノンのホームページを見ていただくという事で、私の印象のみ、ちょっと書かせていただきます。
今年、EF24-70mm F2.8 L USM Ⅱを出したばかりなのに、ISを搭載してF4にしたとはいえ、同じ焦点域のレンズを出してくるとは、ちょっと驚きました。EF24-105mm F4 L IS USMとの棲み分けはどうするのだろう、と思ったら、ISはハイブリッドISにしてマクロ撮影も可能とのこと。しかも軽量コンパクトにして、発売予定のフルサイズ一眼6Dのレンズキット用になるとのこと。要するに、フルサイズ一眼の標準レンズとして使い勝手のよいレンズを追加することで、ラインナップの充実を図りました、ということでしょうね。キヤノンは本気でフルサイズ一眼を推し進めていくつもりの表れ、ということかな。ちなみに、レンズキャップは例の、中央でつまむタイプになりましたネ。
EF35 F2 IS USMも、先に発売された、EF28mm F2.8 IS USM、EF24mm F2.8 IS USM 同様、従来の普及型レンズにISとUSMを付けてリニューアルしたフルサイズ用単焦点レンズ。俗に言われる「並単」も確実に、順次リニューアルしますよ、ということでしょう。それ自体は、これまでユーザーの望んできたことですから、喜ばしいことには違いないのですが、ちょっと値段が上がり過ぎではないかなあ。ちなみに、これらの並単も、フードが標準で付いてくるようになりました。私は以前から、「キヤノンはフードをどう思っているのか、レンズポーチなどよりフードを付けて!」などと文句を言ってましたが、その声が届いたのかな。
いづれにしても、レンズメーカーもデジタル時代のフルサイズ用レンズを確実にリニューアルしているので、キヤノンもその方向なのでしょうね。ただ、気軽に手を出せる、という値段でなくなってきている点は、ちょっと不満ですが。

ところで先週の11月1日に、EF70-300mm F4-5.6 IS USM の値下げがキヤノンから発表されました。
http://cweb.canon.jp/ef/lineup/tele-zoom/ef70-300-f4-56/index.html
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従来は、税込92400円だったものを、何と2万円以上も下げて、税込71400円を希望小売価格に改定しました。もちろん我々ユーザーとしては、値下げは好ましいことですが、大メーカーの純正レンズとしては珍しいですね(でも、ユーザーの方が見たらちょっと複雑な心境かも)。
70-300mmというズームレンズは随分昔から各社で有って、スタンダードな望遠レンズとしてフィルム時代から親しまれてきました。キヤノンが初めてISを搭載したのも、このレンズの前身レンズでした。これまでキヤノン自身も、EF75-300 F4-5.6 というレンズを何種類か(ISが付いたり付いてなかったり、USMだったりそうでなかったり)出してきましたが、それらを統合する形で2005年10月にこのレンズを出しました。USMでもマイクロUSMだったこともあり、特別に動体撮影向きとは言い難かったですが、手軽に扱えて、純正の安心感のある望遠ズームレンズでした。最近は、白いLレンズ(EF70-300mm F4-5.6 L IS USM)が登場したこともあり、このLレンズが実売価格10万円ちょっとで手に入るということで、性能差に応じた価格差をつける意味で、今回の値下げにつながったのでしょうか。真相は分かりませんが、モデルチェンジする度に値上げされるキヤノンレンズとしては、これは逆にちょっと珍しいですね。

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敗れても、出れなくても [サッカーあれこれ]

高円宮杯全日本ユース(U-15)サッカー選手権大会は、第3種登録の中学生年代での大会で、中学校の部活動チームとクラブチーム全てが、分け隔て無く参加でき、都道府県予選→地域予選→全国大会まである、この年代としては最も大きな大会です。毎年この時期に、年末の全国大会に向けての予選が各地で行われているのですが、公式戦としてはこれが最後という場合も多く、敗退は即、受験・進学方面への切り替えを意味します。愚息2号の所属するクラブチームも、当県の代表として東海大会に出場しましたが、残念ながら昨日敗退となってしまいました。

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15歳以下という中学生年代では、やはりJリーグチームの下部組織チームが強く、1991年の東海大第一中学校の優勝以降、この大会の優勝は全てクラブチーム。ここ最近では、ベスト4にさえ中学校チームが進んだことがありません。この結果を見て、本気でサッカーするならクラブチーム、と結論付けてしまうのは早計で、次の高校年代に於いては、高校サッカー部の中にもクラブチームと対等に戦える学校も有ったりします。この15歳以下の中学年代というのは、義務教育期間中でもあり、またサッカー選手としても育成途上のはずですから、結果=勝利が全てという訳ではないと思いますし、そう考えて指導に当たっている監督・コーチの方々も多いのではないでしょうか。でもまあ、小学生よりも多少自立心が有るとはいえ、まだサポートする保護者の役割も無しではなく、その側から見れば、試合となれば勝って欲しいし、より大きな大会で上位に行って欲しいと望むのも、やっぱり自然なことですよね。
今ほどメジャーなスポーツではなかったサッカーを、協会が強化するに当たって第一としたのは、底辺の拡大です。その意味で、全国的にこの年代でクラブチームが多くできた事は、良い方向だと思えます。けれど、その全てが勝利至上主義のチームでなければならない、ということは決してないと思います。
以前、愚息1号がこのチームに所属していた時(今から6年前)、同僚だった子がいます。その子は決してサッカーが上手くはなく、このクラブチームに入団して卒団するまで一度も公式戦に出たことが無く、3年間ずっと俗にいうBチームで過ごし、公立高校に進学しました。そしてその後、ある大会のグランドで写真を撮っている私に、「お久しぶりです」と声をかけてくれました。中学生当時は内気で、そんなに深い付き合いでもない大人の私に声をかけるなんて、到底信じられない子でしたが、その時私は凄く嬉しかったです。その彼は幼さも無くなり、背も高くなり、実に立派な高校生に見えました。そして腕には、キャプテンマークが付けられていました。「いや~、恥ずかしいですが、2年生の時からオマエがキャプテンやれと言わちゃって」と気恥ずかしそうに言ったのを、今でもはっきり憶えています。結局その日、彼のチームと愚息1号のチームが対戦し、0-7の大差で彼は敗退したのですが、何点取られてもチームメイトを叱咤激励していた彼の姿は、力及ばずとも実に爽やかなスポーツマンらしい姿に映りました。そして、彼のあの中学3年間は決して無駄ではなく、仮に今後も優勝には縁遠くても、生涯サッカーというスポーツに親近感を持っていてくれるだろうと、私は確信しました。Jリーグや日本代表に選手を送り出すチームも凄いですが、そうではなくてもこうした、サッカーを親しむ、楽しむ、身近に感じる、という人達を増やしていくことも、実は大切な事だと思った次第です。
昨日の敗戦をもって、愚息2号とそのチームメイト達は、このチームでの公式戦が無くなりました。次のステージは、今よりもっと険しいかもしれません。けれどまた、どこかで会ったら、「お久しぶりです」と声をかけて欲しいなあと思いました。今、眼の前に整列している子達も、この試合のメンバーに選ばれなかった子達にも。

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11月1日 [日々の徒然]

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今日は、我が家が生まれて26回目の誕生日です。
26年もの年月の間には、やっぱりいろんな事がありました。
世帯主になること、夫になること、父になること。
二人が三人に、四人に、五人に。
嬉しかったこと、苦しかったこと、悲しかったこと、怒ったこと。
けれど、今日はお祝いです。
お祝いと言えば、やっぱりケーキでしょう。
これを囲むのは、今は三人だけど、高らかに唄い、いただきます。
Happy Birthday dear My Home !

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